本日の豪ドル平均予想レンジ -2012年12月17日-
本日の豪ドル平均予想レンジ 88.25~ 89.35円
豪ドルは上昇。
12月の中国製造業購買担当者景気指数(pmi、速報値)が50.9と1年2カ月ぶりの高水準を付けて、同国の景気底入れへの期待が高まり、豪州経済への追い風になるとの見方が広がった。
さらに、16日の衆院選の結果を受けて、本日早朝には主要通貨に対する円安が加速し、豪ドル円は89円台に乗せて2011年5月以来の高値を付ける場面もみられた。
ただ、豪州準備銀行(rba)の利下げ観測がくすぶるなか、18日に公表されるrba理事会議事録を控えて積極的な豪ドル買いは手控えられそうだ。
豪ドル円の上昇に一服感が広がれば、調整売りが進む可能性もあろうが、円安基調を受けて、豪ドル円の下げ余地は限定的となりそうだ。(CITIBANK)
今日の豪ドル/円テクニカル見通し
先週14日、豪ドル/円は一時88.49円まで上昇しましたが、引値は88.12円まで押し戻されるなど、伸び悩みました。
また本日17日には2011年5月以来となる88.92円で寄り付きましたが、その後は上げ幅を縮小しています。
いずれもバンド上限を越えたところでの値動きが続いています。
さて本日ですが、急騰後に上値の重さを確認したことで、売りから入りたくなるところです。
確かに、バンド上限を超えたところでの値動きですので、「行き過ぎ」と見ることもできますが、12/12陽線後は下値を切り上げる展開が続いています。
12/14安値(87.80円)、もしくは6日線(87.63円)を下抜けないと、足元の上昇基調は転換しないことも考えられます。
上値目処は、当初の上値目処に見ていた88円台半ば(88.49円・・・6/1安値74.46円-8/21高値83.55円の値幅9.09円を、10/8安値79.40円に加えた値や、88.59円・・・3/19高値)を突破したことで、88.92円(本稿執筆時点での12/17高値が抵抗となるか、注目されます。
ここを突波できれば、週足・月足上のレンジ上限である90円の大台が見えてきます。
下値目処は、バンド上限(88.37円)を割ると、87.80円(12/14安値)、87.63円(6日線)、87.48円(12/12陽線実体部の1/3下押し)、87.46円(2011年高値90.00円と2012年3月高値88.59円を結んだレジスタンスライン)、12/12陽線実体部の1/2下押し(87.32円)など、87円台で複数の目標値が挙げられます。
このため、87円を割り込むと上昇トレンドは一旦終了に向かうのではないかと見られます。
○上値目処
88.59円(3/19高値)
88.92円(本稿執筆時点での、12/17高値)
89.40円(2006年2/2高値)
90.00円(2011年高値)
90.18円(2007年高値107.79円-2008年安値54.96円の値幅52.83円の2/3戻し)
90.27円(2008年9/22高値)
91.33円(2005年12/6高値)
○下値目処
88.37円(バンド上限)
88.27円(12/13高値)
88.04円(2010年高値)
87.80円(12/14安値)
87.63円(6日線)
87.46円(2011年高値90.00円と2012年3月高値88.59円を結んだレジスタンスライン)
87.32円(12/12陽線実体部0.94円の1/2下押し)
86.86円(12日線)
86.81円(12/12安値)
86.69円(12/7高値、10/8安値79.40円-11/7高値84.12円の値幅4.72円を、11/9安値81.97円に加えた値)
86.38円(20日線)
※20日線など、特に注のないものは本日時点でのデータです。
=====
トレードアイディア的には、時間足上では窓を開けてスタートしていることから、88.06円(12/12高値)まで下押すところがあれば買い、88.87円(本稿執筆時点での12/17高値88.92円-5銭)で売り、87.80円(12/14安値)割れで損切り、でしょうか。(外為どっとコム総研)
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
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12月の中国製造業購買担当者景気指数(pmi、速報値)が50.9と1年2カ月ぶりの高水準を付けて、同国の景気底入れへの期待が高まり、豪州経済への追い風になるとの見方が広がった。
さらに、16日の衆院選の結果を受けて、本日早朝には主要通貨に対する円安が加速し、豪ドル円は89円台に乗せて2011年5月以来の高値を付ける場面もみられた。
ただ、豪州準備銀行(rba)の利下げ観測がくすぶるなか、18日に公表されるrba理事会議事録を控えて積極的な豪ドル買いは手控えられそうだ。
豪ドル円の上昇に一服感が広がれば、調整売りが進む可能性もあろうが、円安基調を受けて、豪ドル円の下げ余地は限定的となりそうだ。(CITIBANK)
今日の豪ドル/円テクニカル見通し
先週14日、豪ドル/円は一時88.49円まで上昇しましたが、引値は88.12円まで押し戻されるなど、伸び悩みました。
また本日17日には2011年5月以来となる88.92円で寄り付きましたが、その後は上げ幅を縮小しています。
いずれもバンド上限を越えたところでの値動きが続いています。
さて本日ですが、急騰後に上値の重さを確認したことで、売りから入りたくなるところです。
確かに、バンド上限を超えたところでの値動きですので、「行き過ぎ」と見ることもできますが、12/12陽線後は下値を切り上げる展開が続いています。
12/14安値(87.80円)、もしくは6日線(87.63円)を下抜けないと、足元の上昇基調は転換しないことも考えられます。
上値目処は、当初の上値目処に見ていた88円台半ば(88.49円・・・6/1安値74.46円-8/21高値83.55円の値幅9.09円を、10/8安値79.40円に加えた値や、88.59円・・・3/19高値)を突破したことで、88.92円(本稿執筆時点での12/17高値が抵抗となるか、注目されます。
ここを突波できれば、週足・月足上のレンジ上限である90円の大台が見えてきます。
下値目処は、バンド上限(88.37円)を割ると、87.80円(12/14安値)、87.63円(6日線)、87.48円(12/12陽線実体部の1/3下押し)、87.46円(2011年高値90.00円と2012年3月高値88.59円を結んだレジスタンスライン)、12/12陽線実体部の1/2下押し(87.32円)など、87円台で複数の目標値が挙げられます。
このため、87円を割り込むと上昇トレンドは一旦終了に向かうのではないかと見られます。
○上値目処
88.59円(3/19高値)
88.92円(本稿執筆時点での、12/17高値)
89.40円(2006年2/2高値)
90.00円(2011年高値)
90.18円(2007年高値107.79円-2008年安値54.96円の値幅52.83円の2/3戻し)
90.27円(2008年9/22高値)
91.33円(2005年12/6高値)
○下値目処
88.37円(バンド上限)
88.27円(12/13高値)
88.04円(2010年高値)
87.80円(12/14安値)
87.63円(6日線)
87.46円(2011年高値90.00円と2012年3月高値88.59円を結んだレジスタンスライン)
87.32円(12/12陽線実体部0.94円の1/2下押し)
86.86円(12日線)
86.81円(12/12安値)
86.69円(12/7高値、10/8安値79.40円-11/7高値84.12円の値幅4.72円を、11/9安値81.97円に加えた値)
86.38円(20日線)
※20日線など、特に注のないものは本日時点でのデータです。
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トレードアイディア的には、時間足上では窓を開けてスタートしていることから、88.06円(12/12高値)まで下押すところがあれば買い、88.87円(本稿執筆時点での12/17高値88.92円-5銭)で売り、87.80円(12/14安値)割れで損切り、でしょうか。(外為どっとコム総研)
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